転職面談の前に整理したい勤務条件|薬剤師の希望メモ
薬剤師の転職面談を受ける前に、何を話せばいいのか分からなくなることはありませんか。
「年収は下げたくない」「休みも大事」「でも人間関係も不安」など、希望がいくつもあると、面談中にうまく言葉にできないことがあります。

希望条件を聞かれても、何を優先したいのか自分でもまだ整理できていないです……。
この記事では、薬剤師の転職面談前に整理しておきたい勤務条件を、外せない条件・できれば条件・避けたい条件の3つに分けてまとめます。
面談で何を聞くかではなく、まず「自分がどんな働き方を希望しているのか」をメモにするための記事です。
結論:希望条件は3つに分けると話しやすい
転職面談の前に、希望条件をすべてきれいに決める必要はありません。
ただし、何も整理しないまま面談に入ると、担当者に条件を伝えるときに「何となく今より良ければ」となりやすいです。
・外せない条件:これが崩れると続けにくい条件
・できれば条件:合えばうれしいが、絶対ではない条件
・避けたい条件:次の職場では繰り返したくない条件
この3つに分けておくと、面談で希望を伝えるときも、求人を見比べるときも迷いにくくなります。

外せない条件は「続けられるか」で決める
外せない条件は、希望というよりも、これが合わないと働き続けるのが難しい条件です。
たとえば、次のような条件です。
| 項目 | 外せない条件の例 |
| 勤務時間 | 19時までには退勤したい、早番中心がよい、夜間対応は避けたい |
| 曜日 | 日曜は休みたい、土曜勤務は月2回までにしたい |
| 通勤 | 片道30分以内、車通勤ができる、乗り換えを少なくしたい |
| 働き方 | 正社員で働きたい、パートで週3日から始めたい、派遣も含めて見たい |
外せない条件は、多くても3つまでに絞るのがおすすめです。
数が多すぎると、求人の幅が狭くなりすぎます。逆に、まったく絞らないと、何を基準に求人を見ればよいか分からなくなります。

外せない条件は、「理想」よりも「ここが崩れるとまたつらくなる」という視点で決めると整理しやすいです。
できれば条件は「比較するときの加点」にする
できれば条件は、求人を比べるときの加点ポイントです。
たとえば、次のような条件です。
・年収や時給は今より少し上げたい
・在宅業務にも関われるとよい
・一人薬剤師の日が少ないとうれしい
・薬歴入力の時間が確保されているとよい
・子育てや家庭事情に理解がある職場だと安心
できれば条件を「外せない条件」と同じ重さにすると、条件が苦しくなります。
面談前メモでは、できれば条件の横に「優先度 高・中・低」と書いておくと、求人を見たときに比べやすくなります。
避けたい条件は「今の不満」を言い換えて書く
避けたい条件は、今の職場でつらかったことをそのまま愚痴として書くのではなく、次に確認したい勤務条件へ言い換えるのがポイントです。
| 今の不満 | 面談前メモでの書き方 |
| 休憩が取れない | 休憩時間の取り方、人員体制、忙しい時間帯を確認したい |
| 残業が多い | 閉局後の薬歴時間や残業の発生しやすさを知りたい |
| 人間関係がきつい | 少人数すぎる職場、相談しにくい体制は避けたい |
| 業務量が重い | 処方箋枚数、薬剤師人数、事務体制を見て判断したい |
避けたい条件は、面談で強くぶつけるためではなく、求人選びで同じ失敗を繰り返さないためのメモです。
面談前にそのまま使える希望条件メモ
面談前には、次の形でメモしておくと話しやすくなります。
【外せない条件】
・勤務時間:〇時までに退勤したい
・曜日:〇曜日はできれば休みたい
・通勤:片道〇分以内がよい
【できれば条件】
・年収、時給:今と同じか少し上げたい
・仕事内容:〇〇の業務にも関われるとうれしい
・職場環境:相談しやすい体制があると安心
【避けたい条件】
・休憩が取りにくい職場は避けたい
・一人薬剤師が多すぎる職場は慎重に見たい
・残業が常態化している職場は避けたい
きれいな文章にする必要はありません。面談では、まずこのメモをもとに「今はこの3つを優先して考えています」と伝えられれば十分です。
希望条件がまとまらないときの考え方
希望条件がまとまらないときは、「どの条件を取るか」ではなく、まず「何を避けたいか」から考えるのも一つです。
今の職場でつらかったことを、次のように分けます。
希望条件が決まらないときの順番
・まず避けたい条件を書く
・次に外せない条件を3つまで選ぶ
・最後にできれば条件を加点として置く
・迷う条件は「面談で相談したいこと」に回す
最初から完璧な条件表を作ろうとすると、かえって手が止まります。
面談前の段階では、「これだけは避けたい」「これはできれば叶えたい」くらいの粗さでも、十分に判断材料になります。

希望条件は、最初から正解を出すものではありません。求人を見ながら少しずつ修正していく前提で大丈夫です。
求人条件と比べると、優先順位が見えやすい
希望条件は、頭の中だけで考えていても整理しにくいです。
実際の求人条件と比べると、「年収より勤務時間を優先したい」「通勤より人員体制を重視したい」など、自分の優先順位が見えやすくなります。
ファルマスタッフは、転職をすぐ決めるためだけではなく、外の求人条件を確認する選択肢としても使えます。求人を見るだけの使い方が不安な場合は、ファルマスタッフで求人を見るだけの使い方もあわせて確認しておくと、面談前の不安を減らしやすいです。
すぐ応募するかどうかは、条件を見てから考えて大丈夫です。まずは、自分の希望メモと外の求人条件を比べる材料として確認してみましょう。
よくある質問
- Q. 希望条件はどこまで細かく決めるべきですか?
-
A. 面談前の段階では、細かく決めすぎなくて大丈夫です。まずは外せない条件を3つまで、できれば条件と避けたい条件をそれぞれ書いておくと話しやすくなります。
- Q. 年収と働きやすさのどちらを優先すべきですか?
-
A. どちらが正解とは決められません。年収を外せない条件にする人もいれば、勤務時間や休みを優先した方が続けやすい人もいます。まずは「続けられる条件」を先に置くのがおすすめです。
- Q. 避けたい条件を面談で伝えても大丈夫ですか?
-
A. 大丈夫です。ただし、今の職場への不満として強く伝えるより、「次は休憩の取り方や人員体制を重視したいです」のように勤務条件へ言い換えると、求人を探す側にも伝わりやすくなります。
- Q. まだ転職するか決めていなくても条件整理は必要ですか?
-
A. 必要です。転職するかどうかを決める前でも、今の職場で何が合っていないのか、外の求人では何を見たいのかを整理しておくと、残る場合にも動く場合にも判断しやすくなります。
まとめ:面談前メモは完璧でなくていい
転職面談の前に大切なのは、希望条件を完璧に決めることではありません。
まずは、外せない条件・できれば条件・避けたい条件に分けて、自分の働き方の希望を言葉にすることです。
面談前メモがあるだけで、求人を見たときに「何となく良さそう」ではなく、「自分の条件に合っているか」で比べやすくなります。
転職するかどうかを決める前に、まずは希望条件を整理する。それだけでも、次の働き方を考える大事な一歩になります。

